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Ｔ＆Ｍ講座 第31講 子供の個性を活かすには 個別指導塾・家庭教師Ｔ＆Ｍ
どんな境遇でも楽しく前へ
行政の理想現場の現実
「個性を伸ばす教育が大切だ」と、学校教育で叫ばれています。国内の人口減少や高齢化などの現象と、人工知能（ＡＩ）やＩｏＴといった技術革新の中で、臨機応変に対応し、多方面で活躍する人材育成が求められているからです。
内閣府は２０１３年に教育再生実行会議を立ち上げ、今年８月３日までで子供の貧困対策など43回の会議を開催しています。時勢でテーマは変わるものの、【1】対話力【2】科学的思考力【3】好奇心と探求力が重要と指摘されており、学校では「個人の速度や能力に応じた学びの場となること」が打ち出されています。
しかし、地域の教育現場は、その対応にまだ追いついていないのが現状です。生徒同士で議論して学び合うアクティブラーニングなどを取り入れても授業時間や集団指導の制約上、どうしても強い個性をもつ生徒が輝きにくい環境にあるように見受けられます。
学校以外の学びの場には、フリースクールがあります。生徒の強い個性を活かして、目標に向かってロードマップを描きそれを実現していくために模索する力を育めるかが良いフリースクールの条件のひとつですが、その指導がなされているか疑問視されるケースも散見されます。
子供たちの個性は、好奇心旺盛だったり数理表現に強かったり集中力があったりと多種多様です。まずはこの個性に気付き、激変する時代の中で10年後も20年後も独立して生きていく人間になるために必要なことは何かを考えた指導が大切です。
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