東真土在住の杉山陽子さん(75)がこのほど、「学問の神」として知られる菅原道真の生涯を追った新著「菅原道真を学ぶ」を上梓した。
本作は、2017年に書き上げた「日本の心 菅原道真」に続く2作目。前作では、詩吟の宗家として皇宮警察学校でも教鞭をとる杉山さんがほれ込んだ道真の和歌や漢詩に独自の解釈をくわえ、その人間性に迫った。道真の作品の魅力について「道真の心がそのまま映し出されているように感じます」と杉山さん。
今作では、古典になじみのない人にも作品に親しんでもらおうと漢詩は除き、和歌には詳しい現代語訳を添えた。
さらに、全国の寺院や神社、名跡など道真ゆかりの地で実際に撮影した写真を盛り込み、その足跡を分かりやすく解説した。今年7月に中央公民館で吟と語りのコンサート「日本の心 菅原道真」を控える杉山さんは「道真をたどる集大成のような一冊になりました」と笑顔で話した。
「菅原道真を学ぶ」は、全232頁。1600円(送料別)。
問い合わせ、申し込みは杉山さん【携帯電話】080・5471・8849へ。
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