2020年の東京五輪・パラリンピック開催を見据え、化学剤などを使用したテロ等による特殊災害訓練が15日、平塚競輪場で開催された。
市消防本部が主催し、警察やJR平塚駅、市民病院のほか近隣消防など157人が参加した。
今回の訓練では、メインスタンド1階で2人組の男が化学薬剤を散布したと想定。体調不良を訴える人や逃げ惑う人で混乱状態となった。
駆けつけた消防隊員は密閉性のある防護服に身を包み、犯行に使われた薬剤の回収や、要救護者の搬送、有毒な薬剤を洗い流すための除染テントの設置などを並行して実施した。
場内では、医師や救急救命士が連携したトリアージや、神奈川県警第2機動隊による爆発物処理など、本番さながらの訓練となった。
平塚警察署の高橋義男署長は「各部隊、練度が高く心強く思った。オール平塚で連携をさらに強めたい」と講評した。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>