平塚市は2019年度当初予算案を編成し、15日開会の市議会定例会に提出した。4月に統一地方選を控え、政策的な経費を抑えた骨格的な予算編成となった。
一般会計は807億8千万円で、前年度比2億2千万円(0・3%)減額。見附台周辺整備や東京五輪事前キャンプに対応する総合公園の施設改修、中学校普通教室の空調機設置などの経費を計上する一方、ツインシティ整備費などが減額された。
主な新規・拡充事業は▽新港背後地の多目的広場及びトイレの整備▽平塚文化芸術ホール及び見附台公園整備の設計委託、同ホールの基礎工事▽こども発達支援室「くれよん」の大規模改修▽小中学校への熱中症指数モニター配布▽中学校完全給食準備事業▽フレイル予防▽VR技術を活用した認知症理解啓発▽消防署本署と消防団第3分団の合築のため消防署本署の解体▽平塚総合体育館の第一体育室、トレーニングルームの改修など。
歳入の根幹をなす市税収入は、個人市民税がほぼ横ばいで、たばこ税の減収がある一方、緩やかな景気回復で法人市民税が伸び、全体では前年度比4億2924万円(1・0%)の増収を見込んだ。市債現在高は前年度比約9億7千万円減の541億8573万円。
特別会計を含む全会計の予算規模は1762億3110万円だった。
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