議会報告 市議会は行政の監視役 市議会議員 金子修一
3月定例会が開会
市議会定例会が2月15日から開会し、2019年度当初予算案などの議案が審議されます。当初予算は新年度の市政方針になるもので、定例会の総括質問で各議員が市に説明を求めます。私は27日に質問する予定です。
市議会議員は現在28人ですが、昨年12月に定数を削減、4月の統一地方選で26人になります。市長と議員を直接選挙で選ぶ二元代表制では、市長が予算や条例を執行するために議案を提出し、議会は議決権を持ってその監視役を果たします。
議員定数を削減しましたが、チェック機能が弱体化せぬよう、議員一人一人の重責は増しました。
17年度決算で、市から各種団体への補助金は175件で総額27億3360万円でした。最高額はツインシティ大神地区土地区画整理事業への5億9043万円、最少は肝炎ウィルス個別勧奨事業の1200円。行政改革では、補助金の在り方も見直す必要があります。
ここからは議会のあれこれを数字で紹介します。
議員報酬(17年度決算)は1人852万3960円で市長は1675万9769円、社会保険等243万856円です。議員には政務活動費として年間60万円が支給されていますが、全額を活用しているのは10人。市長には退職金がありますが、議員にはありません。
現在の議会は5会派が少数乱立し、無所属議員は3人。議会質問は「総括質問方式」と「一問一答方式」を選べますが、ほとんどの議員が丁々発止に説明を求められる一問一答を選択しています。
議会は年4回の定例会で、本会議と常任委員会、決算委員会、その他の会議が開催されます。17年度は予算案や条例案など108件を議会で承認しました。
市議選の投票所別投票率は前回27%〜50・8%で、全体で平均43・8%でした。民意を反映するために、駅ビルに投票所を新設するなど投票率を上げる対策が必要です。
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