老朽化のため建て替えが進められていた崇善公民館と、八重咲町から移転したひらつか市民活動センターの複合施設(見附町1の8)がこのほど竣工し、3月31日、落成式が行われた。落合克宏市長らが出席し、新施設の完成を祝った。
複合施設は、重量鉄骨2階建てで、敷地面積1400・08平方メートル。見附台周辺の再開発にともない、2018年度から先行整備が実施されてきた。
市によると、外観は旧東海道の歴史ある景観に配慮してデザイン。施設は4月1日からすでに供用開始されている。
崇善公民館として利用される1階には、ホール、会議室3室のほか、和室、調理室、事務室を設置。2階はひらつか市民活動センターで、会議室3室をはじめ、キッズルーム、ミーティングスペースを完備している。
落成式当日は多くの関係者が見守る中、テープカットが行われたほか、江陽中学校吹奏楽部の演奏も披露され、式典に華を添えた。
同館は「ひらつか市民活動センターと連携し、互いの持ち味を生かしながら運営したい」とし、市と協働で同センターを運営する湘南NPOサポートセンターの坂田美保子理事長は「誰もが気軽に立ち寄りたくなるような交流の場になれば」と話した。
市によると旧崇善公民館の建物は1928年、平塚尋常高等小学校の校舎として建設。戦中に空襲で損壊し、戦後、一部を増築するなどして50年から市議会議事堂、65年からは公民館として活用されてきた。今回の移転に伴い、19年度中に解体が予定されているという。
移転後の問い合わせは同公民館【電話】0463・31・1920、同センター【電話】0463・31・7571へ。
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