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平塚版 公開:2019年4月11日 エリアトップへ

ベルマーレ 完封負け連勝ストップ 3試合ぶりの黒星で8位後退

スポーツ

公開:2019年4月11日

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劣勢の中で存在感が光った鈴木
劣勢の中で存在感が光った鈴木

 湘南ベルマーレのJ1リーグ第6節が6日、ShonanBMWスタジアム平塚で行われ、ジュビロ磐田に0対2で敗れて連勝がストップした。

 2連勝中で迎えた湘南は、開幕戦からスタメン出場の山崎凌吾に代えて、今季加入の指宿洋史を起用。序盤から指宿にボールを集めて攻撃の起点を作りたい湘南だったが、この日は湘南らしい攻撃が影を潜めた。

 前半は開幕から白星のない磐田が湘南を上回る運動量で好機を作り、ゴールを脅かした。同16分、左CKのこぼれ球に相手選手4人が詰めたが、GKの秋元陽太が身体を張ってゴールを割らせない。

 少ないチャンスの中で存在感が光ったのは右サイドで起用されたMF鈴木冬一だ。相手FWのベテラン大久保嘉人に対しても怯むことなく挑み、好機の芽を摘んだ。

 「よりアグレッシブに、前を向いてプレーしよう」と指揮官の檄を受けて迎えた後半は、湘南にこの日最初の決定機が訪れる。同9分、松田天馬が巧みなボールコントロールで左サイドを突破すると、駆け上がった武富孝介がパスを受けてペナルティエリアに侵入。細かいフェイントを入れてから放った左足シュートはわずかにゴール右に外れ、湘南サポーターから大きなため息が漏れた。

 試合が動いたのは同27分。磐田MFの松本昌也がゴールライン際から放ったシュートは、DFの小野田将人に当たってコースが変わり、秋元の股を抜いてオウンゴールで先制点を献上する。

 同点にしたい湘南は同32分、MFレレウとFW大橋祐紀をピッチに送り込んで攻勢を強めたが、ゴール前を固める磐田の守備を崩せない。左サイドの杉岡大暉は相手DFと競り合いながら何度もクロスを供給したが、この日はゴールが遠い。

 アディショナルタイム6分に獲得したフリーキックで秋元も攻撃に参加したが、ボールをキャッチした相手GKにロングスローからカウンターを食らい、無人のゴールに流し込まれてタイムアップ。3連勝とはならなかった。

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