無差別殺傷事件に備えた訓練 大磯警察署と消防署が連携
大磯警察署(樫村裕署長)は2月7日、大磯プリンスホテル内の駐車場で、昨年茨城県JR取手駅前で発生したバス車内における無差別殺傷事件を受け初動対応訓練を実施した。
この訓練は取手駅で発生した事件など重大事案発生を想定し、警察と消防などの連携強化を目的に神奈川県下の各警察署で実施されているもの。
訓練は、客を乗せた路線バス内に不審者が侵入、ナイフを振り回し客の一人を切りつけるという想定。犯人に扮した警察官がバスに乗り込み、声を荒げながら車内で乗客に向かってナイフを振り回す。そして、乗客らが車外に出ると同時に警察官がバスを囲み犯人と格闘の末、犯人を確保し逮捕。刺された乗客は救急隊によって搬送された。一連の訓練を見守った樫村署長は「消防との連携も良く、訓練の目的は果たせたと思う。しかし、これはあくまでも訓練。日頃からマニュアル等を読み備えが必要。これからも消防との連携を密にして備えていきたい」と話した。なお、松田警察署でも1月末に同様の訓練をおこなっている。
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3月29日