初夏の大磯で歌会 太陽の舟短歌会が全国大会
大磯をはじめ、都内や千葉県、秋田県、岐阜県などにも会員がいる「太陽の舟短歌会」の全国大会が大磯町で6月4日と5日に開催された。各地から会員約40人が集い、大磯の名所散策や歌会などを楽しんだ。
初日の午前中、参加者たちは大磯支部メンバーの案内で島崎藤村の墓がある地福寺や鴫立庵、城山公園を散歩。午後は大磯町郷土資料館研修室で講演があり、須藤宏明盛岡大学教授が「第二芸術と奴隷の韻律」と題して短歌のリズムの重要性について語った。
翌日は歌会を催し、東日本大震災の被災地に心を寄せた歌を詠んだ会員も多くいた。
同会は国学院大学教授を務めた歌人の故阿部正路氏の主宰で昭和52年10月に設立された。翌年6月から短歌同人誌『太陽の舟』を毎月発行し続けており、今年6月の発行で318号を数える。
同会では新会員を募集している。入会に関する問い合わせは大磯支部の土方さん【電話】0463(71)2086まで連絡を。
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