県西初の「まちの駅」 新松田駅前にオープン
足柄上商工会(大鹿立脇会長)は5月26日、いこいの村あしがらで第51回通常総代会を開催した。
総代会には中井町を含む足柄上地域1市5町の首長ら来賓と会員ら合わせて約50人が出席。
大鹿会長は「県の補助金カットなど厳しい財政状況の中、新規事業への積極的な取り組み、会員増強や職員給与などの経費節減を行ってきた。新規事業の『神奈川らしい観光交流企画開発事業』で念願だった”まちの駅”の新規出店が6月に決まった。これを機に前進する商工会、挑戦する商工会を目指して、今後も『行きます。聞きます。提案します。』をモットーに取り組んでいきたい」と話した。
また、同商工会がプロデュースした「まちの駅 あしがら」が6月4日、新松田駅前にオープンした。
この取り組みは同商工会が進める『神奈川らしい観光交流企画開発事業』の一環として行っており、「地域と共存共栄し、地域の活性化・発展に貢献できる店作り」をテーマに、観光情報の発信のほか、足柄地域の特産品や生活密着型商品などが販売されている。将来的には地域コミュニティの交流の場としての活用も期待されている。
現在、全国で1662カ所に同様のまちの駅があり、神奈川県西部では初めての開設となる。
同商工会の古谷幸夫事務局長は「ハイカーなど足柄地域を訪れる人達に地域の魅力を伝えるとともに、地域住民の方たちの交流の場としても活用してもらえるような”ターミナル”を目指したい」と話した。
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3月29日