海水浴客を高台へ誘導 大磯で津波避難訓練
大磯海水浴場で8月4日に津波避難訓練があり、ライフセーバーらの誘導で海水浴客約100人が高台へ移動した。
海岸利用者の安全確保と防災体制の強化を図るために大磯町が初めて実施。ライフセーバー13名が参加した。大磯漁業協同組合と海の家を経営している海水茶屋組合も協力した。
訓練は、国府津―松田断層地帯を震源とするマグニチュード7・5の地震が発生、5〜10分程度で2〜3mの津波が押し寄せてくるという想定。午前10時にサイレンが鳴ると、津波警報の発令を知らせるオレンジ色の旗が浜に掲げられ、ライフセーバーがハンドマイクなどで海水浴客らへ避難を呼びかけた。浜辺にいたほとんどの人が訓練に応じ、防潮堤のある道路まで移動。訓練は約15分で終わり、中崎久雄町長が視察した。
大磯海岸とその周辺にいて津波警報が発令された際は、「海抜19・5mの大磯駅を目指して避難を」と町は話している。
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