中井町 不妊治療費を助成 支援事業開始
中井町は、不妊治療のうちの体外受精と顕微授精について治療費の一部を助成する特定不妊治療支援事業を導入、申請の受付を開始した。今年度の助成費用40万円を盛り込んだ一般会計補正予算が町議会9月定例会で7日に可決した。
助成は、県の特定不妊治療支援事業に上乗せして、1回の治療につき10万円を限度に支給する。回数は、申請1年度目が年3回まで、2年度目以降は年2回まで。通算5年度を限度に計10回まで助成を受けることができる。
対象となるのは法律上の婚姻をしている夫婦で、夫と妻の前年合計所得が730万円未満であること、県の助成決定を受けている人などが条件。
体外受精や顕微授精は治療費が高額で医療保険が適用されず、経済的・肉体的・精神的な負担が大きいといわれる。特定不妊治療に対する治療費助成は不妊に悩む夫婦の経済的負担の軽減を図るもので、県内では藤沢市、厚木市、茅ケ崎市、愛川町、大磯町、清川村がこの制度を設けている。
問い合わせは中井町子育て健康課健康づくり班【電話】0465(81)5546へ。
|
|
|
|
|
|