生活環境対策を重視 補正予算案などを審議 12月定例会
大磯町議会は12月定例会を11月30日に開会した。13日(火)までの会期で、政務調査費の削減や議員の期末手当の減額、国府小学校プール新築工事などを盛り込んだ平成23年度一般会計補正予算案ほかを審議する。また、二宮町議会は2日(金)から9日(金)まで、中井町議会は6日(火)から9日(金)まで定例会を開く。
大磯町議会
12月定例会では、議員提案で議員が政策調査等の活動費として支給される政務調査費18万円を12万円にする改正案と議員の期末手当を減額する改正案が出されている。提出した高橋英俊議員は「経済状況や情勢を考え議員も身を削る必要がある」としている。また、一般会計予算では3千931万5千円の減額補正。主な内訳としては、職員の退職に伴う4千88万円の減、10月以降の法改正に伴う子ども手当の減5千725万円など。その他、町立ふれあい会館使用料等に関する規定の改正、など16の議案が提出されている。
一般質問は7日(水)と8日(木)。13議員が質問に立つ。質問内容は次のとおり。▽土橋秀雄議員/「子育て支援総合センター」周辺道路拡幅に対し町民目線にかなった道路計画か、ほか。▽竹内恵美子議員/生沢プール跡地利用についての進捗状況と今後の予定は、ほか。▽関威國議員/葬儀場建設に関するトップ会談の経過について、ほか。▽吉川重雄議員/医者としての業務を全く行なっていない医幹に月額72万4千円の給与は妥当か、ほか。▽清水弘子議員/来春から中学1・2年生の体育の時間に男女とも武道が必修化される。施設や道具、指導者の受け入れ態勢は万全か、ほか。▽高橋冨美子議員/過去5年間における教育費のカット率はどうか、ほか。▽片野哲生議員/観光立町として魅力ある大磯づくりについて、ほか。▽二宮加寿子議員/うつ病など心の病ケアについて、ほか。▽坂田よう子議員/旧吉田邸の再建進捗について、ほか。▽鈴木京子議員/来年度予算は町民本位の施策が展開されるか、ほか。▽高橋英俊議員/町施設の電力問題における現状と今後について、ほか。▽奥津勝子議員/子育て支援、不育症治療への考え方を問う、ほか。▽三澤龍夫議員/大規模災害発生時のペットの同伴避難について町の考えを問う。
二宮町議会
今議会では、二宮町暴力団排除条例の制定について、一般会計補正予算、拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求めるものや住民の安心安全を支える行政サービスの体制や機能の充実を求める陳情など議案10件、陳情5件が上程される。一般質問は7日(水)と8日(木)。
中井町議会
6日(火)に開会する12月定例会は、町課設置条例、23年度一般会計補正予算・介護保険特別会計補正予算・下水道事業特別会計補正予算などが上程される。一般質問は初日と7日(水)。質問議員と内容は次のとおり。▽小清水招男議員/放射性物質による環境汚染という新たな課題への対応方法、ほか。▽戸村裕司議員/中村地区の子育て支援の今後の方針について、ほか。▽二宮章悟議員/1、パークゴルフ場について。「町おこし」としてパークゴルフ場増設の考えは、ほか。▽金子正直議員/起こりうる震災に備え、保健、建築、土木、保育などの専門職を年齢に関係なく積極的に採用する考えは、ほか。▽原憲三議員/災害対策の強化について、消防団員の年齢の引き下げか、引き上げての団員補強の考えは、ほか。▽曽我功議員/5年後・10年後の町の人口予測、今後5年の出生者の年次予測、高齢化率の年次推移について、ほか。▽武井一夫議員/台風15号の影響により、町道等に被害を与えた樹木等の処理量と費用について、ほか。▽植木清八議員/各自治会で保有している防災資機材の保管状況などをチェックしているか、ほか。▽森丈嘉議員/幼児期に育むべき読み・書きほか潜在能力の開発に取り組んでいる幼稚園・保育園が全国的に増加。町も幼児教育に新しいカリキュラムを採用することは可能か、ほか。▽小沢長男議員/消防の広域化について、広域化ではなく足柄消防の充実が基本ではないか問う、ほか。
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