国府中3年生 大橋さんに国税庁長官賞 税の作文コンクール
国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が全国の中学生を対象に募集した「税についての作文」で、大磯町立国府中学校3年生の大橋彩里さんが国税庁長官賞を受賞した。12月19日に同校で平塚税務署長から表彰の伝達があった。
今年度の税作文には中学校7105校から56万1537編が寄せられた。国府中では夏休みの課題として生徒が作文に取り組み、大橋さんは東日本大震災で被災した同世代の若者へメッセージを込め、「復興と税」の題で税に対する考えをまとめた。「私達の暮らしと税」を書いた長谷川こころさん(3年生)は平塚税務署長賞を受けた。作文の指導にもあたった社会科の海保岳教諭は「生徒が授業で税について学び、斬新な視点で自分なりに問題を解釈し、内容を深めた作文に仕上げた。よく頑張って書いた成果が表れた」と話す。
また、大磯中学校の小沼祐介さん(3年生)の作文「税の本来の姿」が大磯町長賞・大磯町議会議長賞に選ばれた。
その他の表彰者は次のとおり。※敬称略
【平塚間税会会長賞】
▽中村亮介(国府中3年)「消費税を上げるべきか」
【平塚地区納税貯蓄組合総連合会入選】▽西本日向子(大磯中3年)「消費税と私たち」▽戸塚諒(同)「一番予算の多い部活」▽成島和馬(同)「初めて知った税金のこと」▽栗原悠太(同)「全ては自分達のため」▽添田菜緒(国府中3年)「増税は避けてはいけない」▽佐藤叶夢(聖ステパノ学園中学3年)「『平和』と『未来』と『時間』コレッて買えないと思っていませんか」
【平塚地区納税貯蓄組合総連合会佳作】▽山根有紀子(大磯中3年)「増税は本当に必要か」▽西村英恵(国府中3年)「私たちにできること」▽酒井亜美(同)「私たちと税金」▽竹中拓馬(聖ステパノ学園中学2年)「東日本大震災の復興を願って」
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