631人が二十歳の門出 新成人の実行委員会が祝賀会などを企画
晴れて大人の仲間入りをする今年の新成人は大磯・二宮・中井3町合わせて631人(男性329人、女性302人)。大磯町と二宮町は成人式の日の9日(月)、中井町は1日早い8日(日)に新成人の門出を祝う式典が行われる。
成人式を迎えるのは平成3年4月2日から平成4年4月1日までに誕生した若者たち。神奈川県の調べによると県内の新成人は8万5991人(男性4万4988人、女性4万1003人)で前年に比べて692人増(男性522人増、女性170人増)。昨年よりは増えたもののこれは、昭和52年以降4番目に少ない人数だという。
大磯町の新成人は259人(男性133人、女性126人)。9日(月)大磯プリンスホテルで成人式記念のつどいが開かれる。式典では町長などからの祝辞ほか、新成人が小・中学校時代に流れていた音楽を流したり思い出の写真をスクリーンに映したりする。記念品は小鉢。
二宮町では291人(男性146人、女性145人)が新たな門出を迎える。成人祝賀会は生涯学習センターラディアンで9日(月)に開催。新成人代表が「二十歳の決意」を発表。記念品は図書カード。
中井町では81人(男性50人、女性31人)が対象。1日早い8日(日)、農村環境改善センターで開催される。式典では男女一人ずつの代表者が「はたちの声」と題して将来の夢や抱負を述べる。記念品は図書カード。
3町いずれの行事も新成人で組織する実行委員会が企画や準備に参加し、式典や懇親パーティーの進行、記念品選びなどに携わっているのが特徴だ。他の市町村では、参加者の顔写真を撮影しモザイクアートを作成する(平塚市)、キヤノン(株)の協力で先着順で記念写真の無料撮影・無料配布の実施(綾瀬市)、還暦式と同日におこない、両参加者が交流できる企画を実施(海老名市)、ヘリコプターによる郷土空中散策(清川村)などをおこなうところがある。新成人が生まれた頃の出来事は、世界陸上で谷口浩美選手が男子マラソンで初の金メダルを獲得など。流行語は「地球にやさしい」、「若貴」、「ダンス甲子園」など。
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