体操競技 入賞目指しハワイ遠征 U-12指定育成選手の河崎真理菜さん(大磯町)
大磯町立大磯小学校6年生で、とらい体操クラブ(小田原市田島)に所属する河崎真理菜さんが、ハワイで1月13日から開催されるジュニア体操競技の国際大会「アロハ・ジムフェスト」に出場。(財)日本体操協会のU―12指定育成選手に選ばれた河崎さんは入賞を目指して14日の試合に臨む。
河崎さんは昨年11月に行われた全国ブロック選抜U―12体操競技選手権大会で個人総合成績5位に入賞。種目別では跳馬で第3位となる好成績を収め、2011年度(2011年11月28日〜2012年11月11日)のU―12指定育成選手に選ばれた。
米国体操協会が主催するアロハ・ジムフェストは今年で36回目を数える女子ジュニア体操競技の公式大会。米国や日本、カナダなど世界各地から選手およそ350人が出場する予定。レベル4〜10の階級に分けて競技があり、河崎さんは最高位のレベル10で中学生や高校生の選手たちに混じって技を競い合う。同大会には小学4年生の時も出場し、2年前はレベル9で個人総合優勝を果たした。今大会にかける意気込みを「ノーミスでの演技と賞に入ることが目標」と話す。
小さい頃から外遊びや鉄棒が大好きで、3歳頃から体操競技を始めた。得意な種目は跳馬。「上手く跳べて着地も成功した時は練習をしてきて良かったと思う」と笑顔を見せる。2010年の神奈川県ジュニア大会小学生の部では跳馬・段違い平行棒・平均台・床運動の4種目すべてでトップになり、個人総合優勝に輝いた。全日本ジュニア選手権のAクラスにも出場するなどの活躍ぶりで、週6日の練習に励んでいる。
クラブの指導者でロンドン五輪強化委員会のジュニア強化担当を務める中山孝人代表は、精神面での成長など課題は沢山あると指摘しながら「まだまだ伸びる可能性を持っている選手」と期待を寄せる。同クラブは2016年リオデジャネイロ五輪強化対策選手や国際ジュニア代表選手といった数々の有力選手を育てており、河崎さんは将来の夢について「オリンピックに出てメダルを獲りたい」と語った。
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