「プレイデイ大磯」を開催する大磯町青少年指導員連絡協議会の会長 枝川 千尋さん 大磯町在住
思考は柔軟に 諦めない心
○…スポーツ推進委員協議会との合同企画で初のイベント「プレイデイ大磯」を3月25日(日)に町立国府小学校体育館で開催する。フリスビーとドッヂボールを組み合わせたドッヂビーというニュースポーツなどをして子どもから大人まで一緒に遊ぶ。「年齢不問で楽しめる面白いゲームです。見るだけも歓迎。人とお喋りしたい人、笑いたい人、ご年配の方など一人でも多くの人に来ていただきたいです」と呼びかける。親と学校の先生だけでなく、地域の力が子どもの健全育成には必要と、イベント開催をコミュニケーションのきっかけづくりに位置づける。
○…青少年指導員を務めて2期10年。それまで地域活動に関わる機会があまりなかったという。「初めの頃は会長や副会長についていくだけでした。指導員のなかで私一人が浮いていたかも」と振り返る。そんな彼女の戸惑いを察したのか、他の指導員たちからお茶や食事に誘われた。世間話をするうち、次第に仲間意識が自身の中に生まれた。「気づいたら一番古くなっていました」と笑う。
○…高校まで埼玉県で過ごし、両親が気に入った大磯へ移り住む。旅行業界で働き、結婚後退社。通信販売会社で秘書を務め、社内モデルに抜擢された。撮影に携わる仕事に興味を抱き、30歳を過ぎてスタイリストを志す。都内の電話帳を開いて片っ端からアシスタントをしたいと売り込んだが、いい返事はもらえず。知り合いのカメラマンのつてで仕事を始めたものの、「『明日から来なくていい』と言われないかと毎日が恐怖でした」。自分がセッティングした商品をカメラマンが手直しせず、すんなり撮影してくれた時に「認められた」と実感。5年かかった。
○…添加物を避けて食材や調味料を選び、家での食事は手作り。野菜を多く摂り、大好きなお菓子とアイスクリームだけは我慢しない。障害者のヘルパーもしており、今では「地域と関わるのもいいな」と思う。
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