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地区の歴史を探訪 中井 岩倉自治会が報告書

公開:2012年3月16日

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岩倉地区のルーツや神社仏閣、文化財などについてまとめた報告書「(我が)岩倉の歴史を訪ねて」
岩倉地区のルーツや神社仏閣、文化財などについてまとめた報告書「(我が)岩倉の歴史を訪ねて」

 中井町岩倉自治会(倉橋光男会長)は、同地区の由来や神社仏閣、武田信玄との関わりなどについて調べた報告書「(我が)岩倉の歴史を訪ねて」を作成した。自治会の生涯学習事業として昨年9月に実施した、日帰り歴史探訪での見聞をまとめたもの。学習ツアーには幼児から大人まで41名が参加。岩倉のルーツである山梨県韮崎市の武隆山常光寺、武田八幡宮を訪ね、常光寺住職と韮崎市職員から話を聞いた。

 現在、中井町松本にある泰翁寺は400年位前には岩倉にあったといわれている。その開基は青木信立(法名泰翁乾康)で、武田信玄の家臣だった。常光寺の開基・青木尾張守信定は武田家の祖・武田太郎信義から13代目にあたり、信定と信立は同じ青木家の系譜に名を連ねる。常光寺の周辺には武田一族を祀る武田八幡宮や白山神社があり、岩倉にも白山神社が存在する。 これらの内容をまとめた報告書では、岩倉と韮崎の地勢が似ている点や、徳川5代将軍綱吉の側用人だった柳沢吉保の曽祖父が岩倉山泰翁寺開基の青木信立であることなども記している。

 同自治会生涯学習委員の加藤幸一郎さんは「岩倉の歴史の一部ではあるが、改めて住んでいる地域の歴史の深さや繋がりを感じることができた」と話していた。

 なお、岩倉という地名は、大きな磐(いし)を建てて神が降りる寄り座とした「磐座」(いわくら)に由来するという。
 

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