勇壮な高麗の山神輿 高来神社春の例大祭 4月20日(金)〜22日(日)
大磯町の高来神社(大磯町高麗2―9―47)春の例大祭『高麗の山神輿』が、4月20日(金)〜22日(日)に行われる。昨年は震災の影響で通常よりも小型の神輿を使用し、緩やかな女坂を上がるなど規模を縮小して行われた。今年は神輿も元のサイズに戻し、神輿を担いで急斜面の男坂を一気に駆け上がる迫力のある姿を見ることができる。
この祭りの見どころでもある神輿を担いで高麗山の急斜面を登る「山上渡御」。
今からおよそ360年以上前の江戸・寛永年間に始まったといわれる神事。旧暦の3月18日に農具や種物を商う市が開かれていたその昔、多くの人が集まる騒がしさを避けるために神社の神霊を山頂の社に仮宿させるようになったことに由来するという。
神霊を乗せた神輿は20日(金)午後6時頃に境内を出発。担ぎ手達が大綱と横綱を巧みに操り、ケヤキ造りの頑丈な神輿を引っ張ったり、担いだりしながら最大傾斜約45度の男坂を一直線に駆け登る。上宮に3日間安置された神輿は、22日(日)の午前11時30分から還御。帰りは緩やかな女坂を下って神社に戻る。境内では昇殿神事があり、巫女さんによる「浦安の舞」が奉納される。
21日(土)・22日(日)午前9時頃から午後9時頃まで高来神社周辺で植木市が開催される。
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