遊び自在なおもちゃ紹介 二宮で親子向けイベント
子どもたちが想像力を駆使し、新しい遊びを生み出すことができるおもちゃ。そんなおもちゃを紹介して遊ぶイベント「親子で遊ぼう!おもちゃタイム」が、二宮町生涯学習センターラディアンで6月2日(土)に開催される。
このイベントを主催するのは二宮町で工房トイ・パレットを開いている鶴賀恵さんと、MUTSURAおもちゃ研究所代表の庄野紀明さん。積み木やパズルなどさまざまなおもちゃを用意し、子ども同士または親子で自由に遊んで楽しい時間を作ってもらう。これまでに近隣の中井町と平塚市で開催された。おもちゃを手にした子どもが想像力を働かせることで、新しい遊びの発見につながることがあるという。
木を材料とする手作りおもちゃの制作コーナーも登場。ヤスリがけや組み立てをして木の車と世界に一つだけのマイ・アニマル(動物)をこしらえたり、ウサギやカメ、船などの形に切り抜いた木片に色を塗ってパズルを作ったりすることができる。
主催者の鶴賀さんは4歳と1歳の2児の母親。少子化と核家族化が進み、近所づきあいが希薄になるなか、よりよい子育てをしたくても理想どおりにできないという現状を実感している。「地域のつながりを大切にし、子どもがのびのびと成長できる助けの一つとなるようなおもちゃを紹介して、一緒に遊びながらおもちゃの可能性を探っていきたい。今回の催しが、手軽に買い与えてしまいがちなおもちゃを今一度見直してもらえる機会になれば」と話す。今後はおもちゃ展を定期的に開き、木や紙・布といった自然素材を用いた手作りおもちゃのワークショップも実施していきたい考えだ。
会場はラディアン・ミーティングルーム2。5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会足柄支部による、丈夫な身体をつくるおやつとごはんの紹介もある。時間は午前10時〜午後3時。入場無料。
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