おいしいお米できるかな 二宮・中井で児童らが田植え
米ができるまでの一連の作業について学習しようと、中井町立中村小学校の3年生が13日、中井町役場近くの水田で田植えを行った。18日には二宮町で町立百合が丘保育園と私立二宮めぐみ幼稚園の園児が田植えを体験した。
中村小では毎年度、総合の学習の時間で3年生が米作りを学んでいる。今年度も同町雑色の山口英夫さんの指導を受け、児童31人が種を蒔いて苗を育てるところから学習を始めた。
田植えには農業委員と町職員らの協力を得て、喜寿という品種のもち米の苗を3〜5本ずつ植えていった。きれいに整列した苗に山口さんは「しっかり植えてくれて今日の出来は130点」と3年生をほめた。児童は「今日学んだことを教室で確認します」とお礼を述べた。この日午前中は町立中村保育園と私立木之花保育園の子どもたちが田植えと泥んこ遊びを楽しんだ。
遊休農地を活用した、二宮町一色にある棚田には百合が丘保育園と二宮めぐみ幼稚園の年長園児が集合。里山づくり推進協議会や湘南二宮ふるさと炭焼き会の会員、町職員たちに手を引かれ、苗を植え込んだ。子どもたちは「ねばねばする」という泥の感触に歓声をあげていた。
3年生と園児は秋に稲刈りをして、収穫した米で餅つきをする予定。
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