二宮高・相模人形部が全国出場 富山で8月8日から12日
人形浄瑠璃を演じる県立二宮高校・相模人形部は、8月8日(水)から12日(日)に富山県で開催される「第36回全国高等学校総合文化祭」に出場する。昨年12月に実施された神奈川県大会を4年ぶりに突破。大会を目前に控え、2、3年生合わせ12人の部員が一丸となって練習に励んでいる。
全員が初出場ということもあり、「気負いがないわけではないが、しっかり準備して納得のいく芝居をしたい」と部長・長谷川嶺志さん(3年)は闘志を燃やす。
全国大会では演技時間の15分用に仕上げた新作「怪童丸物語 下鴨神社の段」を引っ提げて舞台に立つ。幼少時代は金太郎として知られる怪童丸(坂田金時)が大ムカデと戦う内容で、「1番の見所となる対決シーンでは演じる高校生たちのパワーが爆発する」と部の指導にあたる相模人形芝居・下中座の林美禰子副座長は太鼓判を押す。
後半部分の振り付けは、生徒たちが自ら考案。「みんなで作り上げた作品なので最後まで全力で演じきりたい」と長谷川さん。全国で躍動感溢れる芝居を披露する。(長谷川さんは今号の人物風土記で紹介)
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