東大果樹園跡地を公開 二宮町が利用法検討へ
二宮町は、今年3月に東京大学と4億5千万円で売買契約を結んだ同大学農学部二宮果樹園跡地(二宮町中里518)の現地見学会を8月4日に実施した。跡地利活用の検討へ向けた町民への一般公開。53組約70人が訪れ、緑が多く残る敷地内を見て回った。
学生宿舎として使われていた、築80年以上という建物の内部も公開された。町内在住の男性は「昔の東大生たちが団体生活を過ごした古い建物を、今の若い世代に残していってほしい」と話していた。見学会は8日にも行われた。
東大跡地は面積3万7625平方メートル。町は跡地利用について今月10日まで町民から意見を募集。今後は10月頃に検討委員会を発足させ、地元住民とも話し合いながら今年度中に暫定的な利用方法を決める予定だ。
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3月29日