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1市2町が連携 子育て支援で共同宣言

公開:2012年8月24日

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手を取り合う(左から)中崎大磯町長、服部茅ヶ崎市長と坂本二宮町長
手を取り合う(左から)中崎大磯町長、服部茅ヶ崎市長と坂本二宮町長

 茅ヶ崎市、大磯町、二宮町の1市2町で子育て支援と児童虐待の予防のために実施されている「そだれん」。 これは怒鳴らない子育て練習講座のこと。参加者がトレーナー(講師)の指導のもと、子どもへの伝え方、誉め方、叱り方などをロールプレイを繰り返しながら子育ての技術を習得していく。 すでに3市町では、県内で最初に取り組んでいる茅ヶ崎市は2010年4月から、大磯町では2011年7月から、二宮町では2012年3月から実施している。

自治体間で協力

 3市町では、このほど自治体間の情報共有と技術協力を行い、子育て支援の向上に努めることに合意した。

 8月16日には茅ヶ崎市役所で共同宣言調印式が行われ、中崎久雄大磯町長、坂本孝也二宮町長、服部信明茅ヶ崎市長らが参加。親の子育て技術の習得の促進、児童虐待予防、他自治体との情報共有や技術協力を行うことなどが宣言され、覚書へ調印した。

 今後は親の子育て技術普及講座やトレーナー養成講座を開催する。また親対象の講座以外にも保健師や保育士、幼稚園教諭など子どもに関わる機関の職員研修でも「そだれん」を行う。3市町ではこれまで以上に情報を共有し、子育て技術の向上を目指していく。

 中崎大磯町長は「親の技術の一つとして制度を作って頂いたことに嬉しく思う」、坂本二宮町長は「これを出発点にいずれは『そだれん』が必要ない社会を目指して取り組んでいきたい」と話し、服部市長は「この取り組みで子どもたちの笑顔が増え、物事をしっかり考えられる子どもが育ってほしい」と期待を込めた。
 

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