大磯・二宮・中井版 掲載号:2012年9月14日号
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二宮発着のボランティアバスを企画した 田口 謙吉さん 二宮町在住 63歳

支援活動に見出す自己

 ○…「聞くのと見るのとでは全然違う。現地に足を運んで確かめてほしい」。東日本大震災の復興支援に10月20日(土)から23日(火)までの日程で運行される、二宮町発着のボランティアバスを立案・企画した。県が岩手県遠野市に開設したボランティアステーションかながわ金太郎ハウスを拠点に、釜石市や陸前高田市などの沿岸部で活動する。町社会福祉協議会が事業として協力。同社協の災害ボランティアセンター登録コーディネーターグループ代表を務める。

 ○…昨年3月11日以降、「自分が今までやってきたことが無意味に思えた」と振り返る。テレビから繰り返し流れる津波の映像。多趣味のはずなのにやることがなく、落ち着かなかった。「惨事ストレスだったのかも」。再び動き出したのは6月始め。県のボランティアバスに乗車した。参加者のまとめ役のスタッフになり、月1〜2回のペースで出身地岩手と宮城を訪ねている。「情報をできるだけ共有しようと、振り返りミーティングを開く。リピーターのボランティアも多く、帰りの車中で皆さん、思いの丈をしゃべりますね」 

 ○…震災から約1年半。被災地での活動は瓦礫の片づけや泥出し、思い出の品の回収などから、行事やデイサービスの手伝いに変わってきたという。岩手県のある仮設住宅を訪ねた時のこと。ずっと押し黙っていた男性が同郷人の言葉に心を許したのか「自分も津波で逃げずに死ねばよかった」とつぶやいた。ボランティアは被災者にどこまで寄り添えるのか。考えながら、「また来るすっけ。風っこひがねえようにね」といって芋を手渡し、別れた。

 ○…17日(月)にラディアンホールで開く新藤兼人監督作『一枚のハガキ』自主上映会の実行委員長。小田原市の防災講演会の講師も引き受けている。趣味は山歩きに歌声喫茶、写真、ブログ。開かれた議会を目指す会の活動もして議会の傍聴にも顔を出す。
 

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