福祉セミナーに50人 精神障害の当事者が講演
身体・精神に障害を持つ人々が作った商品を販売する大磯福祉ショップは9日、「第3回福祉ショップセミナー」を開催。同町保健センターには50人が訪れ、熱心に耳を傾けていた。
セミナーでは、精神障害の当事者である尾山篤史氏が講師を務め、エピソードを交えて自身の現状を語った。「苦しい時、人生を投げ出したい時もあったが、楽しいこともある。私たちも希望を持って生きていることを知ってほしい」と参加者らに理解を求めた。聴講した山王町在住・奥野汐美さんは、「障害のある方との接し方について勉強になった。何より『ひと』について深く考えさせられた」と話していた。
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