「健康」テーマに討論 大磯・卓話集会
中崎久雄大磯町長や町職員が住民と意見交換する「卓話集会」が7日、山王町常会場で開かれた。5月から9月に24地区で実施している今年度第1回のテーマは「健康」。当日は山王町地区の住民23人が参加し、活発な議論が交わされた。
町の担当者が食生活や運動、こころのケアなどを通した健康づくりについて説明。予算に占める医療関連費の割合をはじめ同町の財政状況も紹介し、「病気を予防し元気でいてください。そうすれば、限られた財源を医療以外の幅広い分野に使えます」と中崎町長が参加者に呼びかけた。
その後の意見交換では、「標準体重はどれほど重要な目安なのか?」、「食に関する放射線測定を強化するべきでは」といった質問や要望があがり、職員と住民が一体となり健康について考えを巡らせた。最後に、太極拳や気功の動きを取り入れた健康体操「大磯こゆるぎ体操」で体を動かし、会を締めくくった。
「集会は住民が町に直接意見できる貴重な場。今回は皆の健康に対する意識が高まったと思う」(80代男性)
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