旧吉田邸の募金活動再開 11月24・25日に町民説明会
2009年3月に焼失した旧吉田茂邸の再建に向け、大磯町は休止中の募金活動を今月から再開。24日と25日には、具体的な再建計画について町民説明会を開催する。
東日本大震災を受け休止していた旧吉田邸の寄付金募集活動だが、明日3日の湘南国際マラソンを皮切りにキャンペーンなどを開始する。休止以前に設けていた募金箱についても、町内の公共施設を中心に今月1日から再び設置し、再建に向けた動きを加速させる。
24日(土)に国府小学校、25日(日)に大磯中学校で、同町と県が7月に締結した「旧吉田茂邸再建事業の基本的事項に関する協定」をもとに、再建の概要について説明。町の魅力を高める拠点となり、歴史や近代政治を学べる場所としての施設整備を目指す同町が、再建プランと活用方針を町民に伝える。
同町は再建事業費を最大6億円と想定。そのうち半分の3億円は国からの交付金、残りの3億円は再建基金で補う。10月末時点の基金残高は約2億7300万円。同町では、来年3月末までにあと約2700万円の上積みを目標に掲げている。
今年度に基本設計、来年度に実施設計を行い、2014年度に工事着工を予定している。
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