大磯・二宮・中井版 掲載号:2012年11月30日号
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大磯町の「いそべぇ」をデザインしたデザインオフィス・エムの 又野 進一さん 小田原市在住 45歳

視野広く一作入魂

 ○…学生時代の師の教えが心に染みついている。「デザインはつくることが目的ではない。それを見た人がアクションを起こしてくれるかどうか」。20年以上前、自分をデザインの道に導いてくれた恩師の言葉を、具現化し続けている。

 ○…「ゆるキャラグランプリ2012」で、担当した大磯町観光キャラクター・いそべぇが865キャラ中286位に。国内外からご当地キャラクターがエントリーし、9月から2カ月に及んだインターネット投票。中間時点で385位だったのを考えれば、「大健闘では」と頬が緩む。

 ○…町から制作を依頼されたのは2年前。「町の鳥・アオバトを使ってデザインしてほしい」と要望され、飛来する照ヶ崎海岸へも足を運んだ。キャラクターをより広く浸透させるため、大磯全体のイメージも盛り込み、頭部には波をかたどった。町の職員と議論を重ね、追加したメスキャラ「あおみ」の右手には、海水をヒントにした塩味のアイスキャンディー。ゆくゆくは町の名物にもなりうるものをと考え、自宅で塩味アイスを試作した上で提案した。設定を「明治時代からタイムスリップしたカップル」としたのは、大磯の歴史を説明する際に説得力が増すと考えたからだ。

 ○…もとよりデザイナー志望だったわけではない。小田原で生まれ育ち、祖父の職業である教員を目指していた。大学は教育学部に進んだが、そこで学んだ美術に心惹かれ、風邪薬の有名キャラクターを生み出した教授の一言が背中を押した。「又野くんのデザインおもしろいよ」。卒業後、デザイン業界に飛び込んだ。長年務めた会社を昨年退社し、独立。「不安がないといえばうそになる」と本音を漏らすが、妻と5歳の息子の応援を受け、やりたい仕事に没頭している。

 ○…「今後はいそべぇをどう活用するかが重要。どんどん活躍してほしい」。人々がアクションを起こすのを願っている。
 

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