炎に願った無病息災 大磯で左義長
大磯北浜海岸で1月14日、新年恒例の祭事「左義長」が開催された。寒風吹き荒れる中、訪れた人々は1年間の無病息災を祈願した。
どんど焼きとも呼ばれる左義長は、正月のお飾りや縁起物に火を入れる行事。しめ縄や書き初めの紙などを松・わらと共に巻きつけた塔「サイト」に、午後7時に点火。高さ7〜8mにおよび、9基が立ち並んだサイトは煌々と燃え上がった。書き初めを持参した町内在住の山縣周馬くん(9)は、「寒かったけれど燃やせてよかった」と話した。
サイトの炎で団子を焼くのが左義長の慣例。竹に団子を吊るして来場した同町大磯の三浦晴代さん(63)は、「焼いたものをその場で食べ無病息災を願った」と語り、「来年も欠かさず来ます」と笑顔で会場を後にした。
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