人形遣いに挑戦 二宮高校で伝統芸能体験
県立二宮高校(三橋史朗校長)で15日、1年生を対象に相模人形芝居の上演と体験講座が行われた。若い世代に日本の伝統芸能への親しみと理解を深めてもらおうとする県の伝統芸能継承推進事業。
同校相模人形部が昨夏に全国高等学校総合文化祭で上演した「怪童丸物語下鴨神社の段」を披露。幼少期は金太郎で知られる怪童丸が大ムカデと対決する、躍動感あふれる15分間の舞台を1年生が注目した。
また、下中座副座長の林美禰子さんが人形について解説。同座に伝わる人形の立ち回りを見せ、刀で切られた人形の顔が一瞬で割れて真っ赤な顔に変わると生徒から驚きの声が上がった。高下駄を履いて実際に人形を動かす体験もあり、立ち回りに挑戦した男子生徒はみごとに人形を宙返りさせ、仲間から拍手。
三味線と義太夫の生ライブによる下中座の芝居も披露された。
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