吾妻山登ってイチ、ニ、サン 老人会が健康体操を開始
吾妻山の山頂でラジオ体操をする会員たち
体を動かして健康づくりと介護予防に努め、交流の輪を広げることを目的に、二宮町老人クラブ連合会ゆめクラブ二宮が「吾妻山に登る会」をスタートさせた。毎月１回、第３水曜日に吾妻山へウォーキングして集まり、山頂でストレッチやラジオ体操などを行う。二宮町と健康づくり普及委員、町内のサークル団体などがこの企画に協力する。
初回の20日は会員約60人が集合。ラジオ体操の後、ストレッチで背中や腰を伸ばし、体をほぐした。春分の日で、友だちと遊びに来た男子小学生や散策者が体操に飛び入り参加した。
仲間４人で家から歩いて来たという百合が丘県営ゆめクラブ会長の芳賀真郎（まさお）さん（75）は「呼吸を整えながら45分間歩いた。吾妻山は見晴らしも空気もいいし、体操をして体が軽くなった」と顔をほろこばせた。
参加対象はゆめクラブ会員。自由参加。山頂の展望台前に午前11時集合。雨天中止（当日午前中の天気予報で降水確率30％以下の場合は実施）。１月と８月は休み。同連合会の山崎恵二会長は「健康長寿を目指して多くの人に参加してほしい」と呼びかける。
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