大磯迎賓舘を公開 町民など招き披露目式
薪窯を設置したダイニングルーム
レストランや結婚式場などとして開業する大磯迎賓舘（大磯駅前洋館）で、オープニングレセプションが５月19日に行われた。中崎久雄大磯町長や地元住民らが、真新しい内装に調度品が置かれた館内を見学した。海側に面したダイニングでは窯焼きピッツァなどの料理が振る舞われた。
世田谷から来た女性は「駅前でしかも海が見える場所にこんな素敵な洋館があるとは。リゾート的な雰囲気を感じる。横浜や鎌倉へ遊びに行くついでに大磯まで足を伸ばして食事するのもよさそう」と気に入った様子だった。
大正元年に建てられた同洋館は３年前に大磯町土地開発公社が取得。建物部分は町が寄付を受けた。洋館の利活用者は公募により、都内でレストランを経営するインターナショナル青和に決定した。館内には大磯に関する資料の閲覧室や作品展などに利用できるレンタルスペースも設けている。
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