公式戦3連勝ならず ベルマーレ 敗戦も明るい兆し
前節で昨年から続くリーグ戦無敗記録が途絶えながらも首位に立つ大宮。しかし公式戦2連勝と波に乗る湘南は強豪を相手にしても、一歩もひるまない。
前半15分、大宮に技ありのヒールキックで先制を許すも、わずか3分後には永木が蹴ったコーナーキックに大野が頭で合わせてすかさず試合を振り出しに戻す。その後、試合は順位差を感じさせない打ち合いの様相となり、一進一退の手に汗握る攻防が終盤まで続いた。しかし81分、ついにリードを奪われる。
これまでかと思われたが、湘南の足は止まらない。疲労など感じないと言わんばかりにボールを持てば前を向いて懸命に攻める湘南に対し、必死に守る大宮。終了間際にはゴール前の混戦で菊池がボールを押し込むが、ゴールラインを割るには僅かに足りなかった。
決定力が足りず、結果には結びつかなかったが、ここ最近は湘南らしさの復調を感じさせる。格上にも見劣りしない暴れん坊の復活はそう遠くない。
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