中崎久雄大磯町長をはじめ、町職員が地域に出向き町民の意見を聞く卓話集会が5月16日からスタートした。3回目となる今年度のテーマは、同町が重点事業としてあげる「観光」。25日に裡道児童館で行われた集会では、新たな観光の核づくり認定事業と旧吉田茂邸再建事業について、説明や意見交換が行われた。
会場には近隣の町民が集まり、中崎町長と町職員が今後取り組む事業について、過去の経緯や具体的な活用案などを解説した。
このなかで、新たな観光の核づくり認定事業では、現在開放されていない旧別荘地をレストランや交流園として利活用する計画や、大磯港に直売所を建設する案などを紹介。旧吉田茂邸再建事業では、現在の工事の進捗や公園部分を秋に開園する計画などを説明した。中崎町長は「まだ事業は20人くらいの知恵で考えているだけ。もっと多くのアイディアを皆さんからいただきたい」と語りかけた。
参加した町民からは「財政が厳しいなか、旧吉田茂邸の再建で維持管理費は大丈夫か」「大型の町民ホールは建設できないか」などの意見もあがった。
卓話集会は同町内24地区で順次実施され、9月まで続く。次回は6月15日(土)に神明町のふれあい会館で午前10時から行われる。
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