「元気に育ってね」 中村小3年生が田植え
中井町立中村小学校の3年生が6月14日、中井町役場南側の水田で田植えをした。同校では毎年度、3年生が総合の学習の時間で稲作について学び、米が収穫できるまでの一連の農作業を体験している。
児童33人は同町雑色の山口英夫さんの指導を受け、5月に種を蒔いて苗を育てるところから米づくりを始めた。田植えには山口さんをはじめ、農業委員と町職員らが協力。「苗は5本ずつ、箸や鉛筆を持つように苗の根本をしっかり持って植えましょう」と教わった3年生は、15cm以上に成長した苗を丁寧に植え込んだ。また、機械を使った田植えを見学。作業の速さの違いに驚いた。
田植えに汗を流した児童は「田んぼの中は上の方が温くて、下は冷たかった」「お米がいっぱいできるといい」と感想を話した。今後は苗の生育を観察し、草取りや稲刈り、脱穀などを行う。収穫したもち米で餅つきをする予定だという。
この日の午前中は同じ水田で中村保育園の園児たちが田植えを体験。田んぼの中を駆け回り、泥んこ遊びを楽しんだ。
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