潮風の二宮で交流 長野の小学生らが訪問
信州は長野県高山村の小学3年生とその保護者ら村民90人が7月6日、二宮町を訪問。梅沢海岸で同町の小学生や町民たちと夏の半日を過ごし、交流を図った。同町地区長連絡協議会が毎年実施している地域間交流事業で、11回目を数える。
高山村一行は大型バス2台で到着。二宮町の児童と保護者、坂本孝也町長、各地区の地区長、町職員ら90人が拍手で出迎えた。
歓迎セレモニーに続いて高山村と二宮町の子どもたちはスイカ割りに挑戦。仲間の声援を受けてバットをみごとスイカに当てたり、思い切り空振りをしたりして、互いに打ち解けた様子だった。ゲームの後は波打ち際で水遊び。裸足になって海水に浸かった高山っ子は大声で「超気持ちがいい」と叫んだ。児童らは大きな波が寄せると歓声をあげて岸側へ走り、形や色が気に入った石を拾い集めて親に見せる子どももいた。
高山村の父娘は「(子どもは)プールで泳ぐことはあっても海へ行く機会があまりないので、二宮へ来るのを以前からとても楽しみにしていた」「朝3時頃から起きて来たけれど、眠くない。海で遊べて嬉しい」と笑顔を見せた。
昼食には刺身やシラス、カニ汁などの海の幸が用意され、参加者たちは潮風を感じながら親交を図った。
8月には二宮の子どもたちが1泊2日の日程で高山村を訪れ、山村の暮らしと文化を体験する予定。
|
|
|
|
|
|