著名画家らの作品展 東日本支援へ大磯で開催
芸術を通した東日本大震災復興支援として、星槎グループの世界こども財団と国際学園、大磯町、同町教育委員会は日本を代表する画家たちの作品展を開催することを発表した。7月19日、同町郷土資料館に宮澤保夫星槎グループ会長と中崎久雄町長ら主催者、来賓の近藤誠一前文化庁長官ほか関係者が集まり、同事業を開始するキックオフイベントを行った。
『ミネルヴァのふくろうと明日の日本』と題する作品展は9月8日(日)から29日(日)まで同資料館で開催される。『ミネルヴァ〜』は近藤前長官が日本経済新聞に連載した21編のエッセイ「あすへの話題」と21人の芸術家の挿絵などを1冊にまとめた本。日本画家千住博氏、文化功労者の奥谷博氏、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当した書家金澤翔子氏らが作品を寄せている。これらの絵と書を国際学園が買い取り、売上げと本の印税、展覧会での募金を東北の被災地へ寄付。継続的な復興支援を訴え、子どもたちに本物の芸術に触れてもらおうと、大磯町で作品を公開する運びとなった。星槎グループが拠点を置く全国各地でも開催する予定。
中崎町長は「著名な芸術家の作品を一堂に展示する貴重な機会。人の心も東北へ届けていきたい」と話す。
|
|
|
|
|
|