「ねじれ国会」の解消を占う第23回参議院議員選挙の投開票が7月21日に行われた。改選定数が1つ増え、4議席を11人が争った神奈川選挙区では、自民党の新人・島村大氏(52)が約113万票を獲得し、トップ当選。以下、みんなの党新人で前神奈川県知事の松沢成文氏(55)、公明党新人・佐々木さやか氏(32)、民主党現職・牧山弘恵氏(48)と続き、全国と同様に自民、公明の与党が圧倒的な強さを見せた。初当選した島村氏は「国民皆保険制度を予防医療にも適用できるようにしたい」と話し、歯科医師の経験を活かした政策実現に意欲を見せた。
比例代表選の結果は、中郡と中井町でいずれも自民が投票数全体のうち37%を越える票を集めた。
中郡では自民に次いで民主(12・82%)、みんな(12・80%)、共産(10・77%)、維新(9・45%)。中井町では2位にみんな(18・18%)、公明(11・00%)、民主(10・70%)、共産(8・39%)の順だった。
投票率は低下
県全体の投票率は54・47%で2010年の前回に比べて1・09ポイント低下した。市区町村別で最も投票率が高かったのは山北町の66・82%。大磯町は56・25%。二宮町58・44%。前回よりもそれぞれ2・25ポイント、2・16ポイント下がった。中井町は0・19ポイント微増の56・68%。
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