全国大会ブロック優勝 二宮剣道部の小学生剣士
日本武道館で7月27日と28日に行われた第48回全日本少年少女武道錬成大会(日本武道館・全日本剣道連盟主催)で二宮町体育協会二宮剣道部がブロック優勝し、優秀賞を収めた。8月1日、選手と指導者らが二宮町役場を訪れ、坂本孝也町長に結果報告を行った。
小学4・5・6年生を対象にした同大会には全国から867チームが参加。2日間で16ブロックに分かれてトーナメント戦を行った。
二宮剣道部は1日目の第5ブロックに出場した。選手は吉田将吾くん、野谷尚志くん、岩見隆弘くん、原大楽くん、岡太一くん、須藤多聞くん、大橋みほのさんの7人。1回戦から5回戦まで、先鋒・次鋒・中堅・副将の4人までに勝負をつける危なげない試合で決勝へ進出した。香川県の十河剣道スポーツ少年団との決勝は、両チームが2本ずつ取って最後の大将戦へ。二宮は面と小手で相手より1本上回る2本を決め、みごと同ブロック54チームの頂点に立った。
大将を務めた吉田くん(一色小6年)は「5回戦まで前の4人が勝ちを決めてくれたので、落ち着いて試合ができた。決勝の大将戦はすごく緊張したけれど、『絶対に勝つ』と思って戦った」と振り返る。これまで個人戦で優勝した経験はあるが団体優勝したことはなく、小学生のうちに団体戦を制することが目標だった。「日本武道館という最高の舞台でみんなと力を合わせて全国優勝でき、とても嬉しい」と笑顔を見せた。
同部は8月1日、二宮町役場で今大会の成績を坂本町長へ報告。メダルと賞状を披露した。町長は「おめでとう。全国大会での優勝はそう簡単にできるものではない。大きな声で練習した成果が出た。よく頑張った」と選手たちを称えた。
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