中井町畜産共進会 小沼さんが2冠受賞 自慢の乳牛競う
優れたホルスタイン種と同種系の乳牛を選ぶ中井町の畜産共進会が10月4日、同町内の牧場であった。出産経験がある経産牛と一度も出産していない未経産牛の2部門で小沼喜代治さんの牛がチャンピオンに選出された。
畜産共進会は同町畜産会が主催。家畜の改良や飼養管理技術の向上などを目指して実施している。
56回目の今年は牛の月齢と出産経験の有無によって区分する第1類から第10類まで計18頭が出品された。県湘南家畜保健衛生所や農業技術センター畜産技術所の職員らが審査にあたり、体型や各部のつり合い、歩様、乳房の発達度などを評価した。
8頭の未経産牛のなかで小沼さんが飼養する「ティーエフ・ハルサメ・ウイスキー・アイオーン」号がジュニアチャンピオンに選ばれた。審査員から「発育が良く、尻幅のバランスや股切れなどを見てもスタイリッシュ」と講評があった。また、経産牛のグランドチャンピオンに「デュープリケード・アイオーン・コスモ」号が輝いた。
小沼さんは27日に行われる県の共進会に今回受賞した2頭を出品する。「手塩にかけた牛が高評価を受けられたら嬉しい」と話す。
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3月29日