将来を担う中学生と二宮町長が町づくりや地域の課題を語り合う「ふれあいトーク」が10月23日、町立二宮中学校で開かれた。
今年で2年目となるこの集いでは、坂本孝也町長と宮戸健次副町長、内海博治教育長が同校を訪れた。同校からは3年生生徒153人が参加。初めに坂本町長が二宮駅北口の整備やコミュニティバス・デマンドタクシーの運行など、近年の町の取り組みを説明した。
意見交換の時間では、女子生徒が「毎月の広報をもっと中学生にわかりやすくしてほしい」と述べ、町長は「中学生にもわかりやすい興味を持てる内容を盛り込めば、町にももっと興味を持ってもらえる」と話した。生徒からは「掲載する写真を増やしてみては」との提案もあった。
町で購入した東京大学二宮果樹園跡地の活用について、「今後はどうなる予定なのか」という生徒の質問に町長は「今まさにいろいろな意見が出ている最中。二宮中学の生徒有志で意見を出してみてもいいのでは」と呼びかけていた。
さらに、「昨年提案したゆるキャラはやらないのか」との質問に町長は「やりたいと思っている。オトタチバナヒメにちなんだおとちゃんを上手く活用したい」と答えていた。このほか西湘バイパス下の防潮扉設置や娯楽施設の誘致、町長の給料などについて質問があり、時折笑い声もあがる本音のトークで中学生と町三役がふれあった。
また24日には、2014年の成人祝賀会実行委員会のなかで、町長らと同実行委員会メンバー16人がふれあいトークを実施。教員志望の学生から「平塚市の学習サポートをやっているが、二宮町でもやってみては」など踏み込んだ意見や提案があがっていた。
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