健康長寿の心得10カ条に 二宮町の老人会が作成
「長寿の里にのみや」のシニアたちよ、健やかな心身で楽しく毎日を過ごそう。二宮町老人クラブ連合会(山崎恵二会長・会員数約1600人)は、高齢者が健康で長生きするための心得を「二宮の健康長寿10か条」にまとめ、チラシを作成した。
健康長寿10か条は禁煙・節煙、バランスのとれた腹八分目の食事、十分な休養と睡眠、適度なウォーキングや運動の習慣などをポイントとしてあげた。第1条は「元気で楽しく、仲間とともに」。人とつながり、仲間と一緒に地域行事に参加することなどが健康づくりの第一歩になると記している。趣味や積極的な外出も、いきいきとした人生を送るのに欠かせない要素。よく噛んで食べるための正しい歯磨きや、口と喉の体操による機能アップも10か条に盛り込んだ。
高齢社会を迎えた今。「長生きを喜ぶだけでなく、健康で楽しく生活できる期間が長くなってこそ、長寿を祝い、喜ぶことができる」と山崎会長は話す。
ゆめクラブ二宮(老人会)では地区ごとに日頃のクラブ活動を行っているほか、町内全クラブが集う芸能発表会やゲートボール大会を実施。活動が盛んだ。今年3月に「吾妻山に登る会」も始めた。毎月第3水曜日、会員たちが同公園山頂まで歩き、ラジオ体操とストレッチで体を動かしている。
また、11月9日(土)には二宮小学校グラウンドで運動会を開く。クラブ会員以外の高齢者に会場で10か条のチラシを配り、「これを参考に健康長寿を手に入れよう」と呼びかける。
チラシは同連合会事務局(二宮町社会福祉協議会内)と町役場、町民サービスプラザなどでも配布する。
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3月29日