俳句・標語など48人に表彰 中井町で文化コンクール
中井町の農村環境改善センターで11月2日、短歌・俳句大会と読書の日のつどいの合同表彰式があり、48人が表彰を受けた。尾上信一町長と小清水招男町議会議長、柳萬秀雄教育長から各賞の入選者へ賞状が贈られた。
今年で13回目の短歌・俳句大会には一般と小中学生の部合わせて短歌315首、俳句480句の応募があった。短歌一般の部では早野博さんの作品「女の曾孫亡き妻に似て男の曾孫吾に似てると言はれれば嬉し」が町長賞に選ばれた。小中学生の部町長賞に「自転車でスピードだして風になる海にむかってひたすらはしる」と詠んだ曽我謙真さん(中井中学校2年)が入った。
俳句部門の町長賞は一般の部が「萬緑や杜が神社を抜け出でり」の加藤涼風さん。小中学生の部は「夏の風一緒に旅する夏の音」を詠んだ伊藤小春さん(中村小学校6年)が受賞した。
また、11月3日の「中井町読書の日」にちなんで募集した読書活動推進標語・ポスターコンクールには、ポスター34点、標語130点が寄せられた。ポスター小学校低学年以下の部で池松南奈ちゃん(井ノ口幼稚園年中)が未就学児としては初めて町長賞を受賞。作品は、パステルカラーを背景に大好きなウサギの本やハートに囲まれて読書を楽しんでいる様子を表したもので、「弟と一緒に本を読んでいるところを描いた。(賞をもらえて)よかった」とコメントした。
表彰後の総評で柳萬教育長は「時流をつかんで表現した中学生のポスターもあった。全体的に本を読みたくなるような作品が多く出来上がった」と述べた。
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