江戸の賑わいを再現 10日に大磯宿場まつり
地元だけでなく近隣地域から毎年多くの観光客が訪れる「大磯宿場まつり」(同まつり実行委員会主催)。今年で20回目を数える秋の風物詩が11月10日(日)に旧東海道山王町松並木で開催される。時間は午前10時から午後3時まで。
会場となる通りは江戸時代さながらの風景に様変わり。出店や茶屋の外観、売り子の衣装などにもこだわり、江戸時代に栄えた宿場の雰囲気を情緒あふれる演出で再現する。
大磯の名店による和菓子や惣菜、陶器、手作り雑貨を販売。品川宿の海苔や由井宿の桜海老を入れたかき揚げそばなど、諸国街道の名産を商う市(いち)が立つ。江戸時代に東海道を旅した人々の装束を身にまとった来場者を対象にコンテストを実施。和太鼓や外郎売りの口上、沖縄三線、落語、大道芸も披露される。また、同町の観光キャラクターいそべぇが登場。旧吉田茂邸再建への協力を呼びかけて募金承り拠を設置する。
江戸時代の大磯は、東海道の交通の要所として繁栄。宿場まつりは当時の隆盛を再現するだけでなく、町内に残る松並木や史跡などの財産を次世代に受け継ぎながら、街づくりに活かそうという狙いもある。
会場周辺には駐車場がないため、来場は公共交通機関を利用するか徒歩で。JR大磯駅から国道1号線を平塚方向に進み、三沢橋東側信号を左へ入った通り。
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