電動の大きな防潮扉も閉められた
大磯町で11月30日、津波避難訓練が行われた。相模湾を震源とする大規模地震により大津波が発生した状況を想定し、町民の避難行動に重点を置いた訓練が実施された。
この日は、午前９時30分に大磯港周辺の防潮扉が動作確認もかねて一時的に閉鎖された。
午前10時には行政防災無線でサイレンと避難放送が流れ、「しゃがむ、かくれる、じっとする」など身を守る安全行動「シェイクアウト」の練習のほか、高台への避難経路の確認などが行われた。
町内各地で行われた訓練には町民のほか町職員、消防、警察、消防団など多数の団体も参加。避難場所に指定されている場所へ集まるなど実践的な避難行動もあった。訓練を終え同町危機管理対策室は「訓練を通じて、防災意識を高めてもらえたら」と話した。
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