老朽化に伴う架け替えが計画されている大磯町の国府橋について、町議会12月定例会で関威國議員が進捗を一般質問で取り上げた。中崎久雄町長は「今年度中を目標に、県による詳細な設計が実施されている」と答えた。
国府橋については1994年から架け替え整備が計画されている。2013年度に着工する計画で2012年度に神奈川県へ設計業務を委託したが、東日本大震災の発生により耐震基準が見直しになり、設計が1年間遅れている。
橋は過去に補強工事が施されているものの、昭和初期に架けられたもので老朽化が進んでいる。橋の下を流れる不動川は幅も狭く、近隣住民からは大地震での橋の崩落や、集中豪雨での冠水を心配する声もある。
架け替えにあたっては周辺に仮橋を架ける必要もあり、「仮橋の用地買収など地権者との話し合いは進んでいるのか」という関議員の質問に対し町は「基本的な理解は得られている。具体的な交渉は詳細設計ができあがってからになる」と答弁。関議員からは「整備の予算をぜひ平成26年度予算に計上してほしい」との要望もあった。
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