大磯・二宮・中井版 掲載号:2014年1月10日号
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麦踏みの食育イベントを開催している 青沼 一彦さん 大磯町西小磯在住 53歳

日本の「食」見つめて

 ○…「踏まれれば踏まれるほど強く育つ小麦を通して、困難にも負けずたくましく生きる力を子どもたちに教えたい」。初開催の食育イベントに込めたメッセージを力強く語る。第1回を1月7日に伊勢原市で開催し、2月まで麦踏みや小麦畑ツアーの企画を行っている。「本当は大磯で開催したい。良い麦畑があれば…」と思いを馳せる。

 ○…昔は日本のどこにでもあった小麦畑。米を終えた田んぼで栽培されることが多かったが「米の10分の1くらい」という買取価格の低さから、今ではほとんどの農家が栽培をやめてしまっているという。米作りを行うNPO法人あしがら農の会に参加するようになったのは9年前。夫人がパン作りを始めたのをきっかけに小麦にも挑戦し、今年で4年目を迎える。昨年は約300kgを収穫した。「じっくりと石臼で挽いた、本当の小麦の香りがするパンは全然違う。自分で作ると良くわかる」と満面の笑み。

 ○…東京の広告代理店に勤務していた頃、テレビCMなども手掛けるなかで感じたのは、企業が打ち出したい商業メッセージと、本当に知っておくべき食の情報とのギャップだった。「ある量販店で買ってきたパンが一カ月たってもカビが生えなかったという話も聞きます。でも、無農薬の自然素材で作ったら、3日くらいでカビが生えてくるものなんです」。食べ物を、誰が、どこで、どのように作っているのか、きらびやかなテレビ画面には出てこない情報を伝えるために、現在は食育で活躍できる場を模索している最中だ。

 ○…「戦後、欧米からの食文化によって日本人の寿命が延びたのは事実ですが、豊か過ぎる食生活で健康を損なう人が増えているのも事実。食のあり方について、一度見直す時期に来ているのでは」と警鐘を鳴らす。「子どもから大人まで、年代に合わせた企画ができる食育塾をいつか作りたいですね」。日々の食卓を通して、将来の夢を見据える。
 

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