万葉こども賞で入選 二宮西中３年生
入選した安西さん（前列左）、西山君（同中央）、杉谷さん（同右）と３年の生徒会メンバー
万葉集を題材とした作文と絵画を募集した第６回万葉こども賞コンクールで、二宮町立二宮西中学校（作田雅弘校長）が学校賞を受賞。中学生部門の個人でも同校の安西七海さん（３年）、杉谷梨奈さん（同）、西山海人君（３年）の作品が入選した。
このコンテストは、万葉集の和歌から一首を選び、それを題材にした作文・絵画を応募する。今回は全国から絵画２３４点、作文２１３２件が寄せられた。
同校は３年生全体で作文コンテストに応募し、優秀な作品が多かったことが高い評価を得た。
入選した安西さんは、「和歌の内容と自分が普段の部活で思ったことを重ねて作文した」という。杉谷さんは「受賞できるとは思っていなかったから、嬉しい」と感想を話す。学年全体で応募するために尽力した生徒会の会長でもある西山君は「個人での受賞は今までなかったので、一生の思い出になります」と話した。国語科主任の植原丸美教諭は「万葉集での作文は高度で工夫も必要。そんななかで３年生のみんなは本当に頑張ってくれた」と話した。
また、同校は今年１月に発表されたＮＨＫ全国短歌大会・俳句大会のジュニアの部でも生徒が入選・入賞した。入選・入賞者は以下の通り（以下敬称略）。
【短歌】▽百人一首賞／矢後淳嗣（１年）、上野夏綺（３年）▽入選／関野隼（３年）、高橋莉子（１年）、釼持しおん（１年）、鶴木幹大（２年）、佐藤果夏（２年）、岩永さくら（３年）、田畑素良（３年）
【俳句】▽入選／峯尾胡桃（３年）、大橋瑞紀（３年）、木和田白龍（３年）
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