補助金審査を一般公開 町民活動団体がプレゼン
二宮町の町民活動推進補助金の第2次審査となる公開プレゼンテーションが3月23日(日)午前10時から正午頃まで、ラディアンミーティングルーム2(生涯学習センター)で開かれる。当日は書類選考による第1次審査を通過した4団体が参加。10分程度の持ち時間の中で、事業計画の発表を行う。
町民活動推進補助金制度は、平成18年4月1日に施行された二宮町町民参加活動推進条例に基づき、社会的な課題に取り組む町民活動を財政面から支援することを目的に始められたもの。スタート当初は「協働まちづくり補助金」と名付けられていたが、今年度から「町民活動推進補助金」に名称を変更。設立後2年以上の団体が対象となるステップアップ支援の補助金額は対象事業費の2分の1から5分の4(上限50万円から30万円)に改められる。
補助の対象となる団体は、規約・会則等が整備されていること、不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与すること、構成員が3名以上であること、町内に主たる事務所または活動拠点があることなどが条件で、政治や宗教活動を主としている団体は対象外となる。
ステップアップ支援のほか、同制度を受けたことがない団体が対象となるスタート支援(上限補助金額10万円)も設置。補助の対象期間は平成26年4月1日から翌年3月31日までとなっている。
過去3年間には10団体・11事業が審査を通過。事業内容は果樹公園・吾妻山公園・せせらぎ公園に草木名称表示板取付、にのみや男女共同参画社会実現を目指した啓発イベント、音楽体験による青少年の育成、「長寿の里」ブラジル・ベラノポリス市他との交流、里山再生、民設学童保育所の支援など。各年度20万円〜30万円前後が交付されている。
4団体が登場予定
今年度の公開プレゼンテーション(入場無料・予約不要)に登場する団体(事業名)は新しい二宮・イメージづくりプロジェクト(若い世代が移り住んでみたくなる二宮のイメージづくり)、二宮災害ボランティアネットワーク(災害ボランティアネットワーク)、二宮菊友会(菊苗を無料配布して花と緑のまちづくりに寄与する)、青少年を育むコンサートの会(音楽体験によって青少年を育成する)。選考の結果は二宮町のホームページで公表され、平成27年5月頃には補助を受けた事業の成果報告会も予定されている。
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